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x-climb株式会社/オフィシャルブログ

災害時の支援方法



x-climbのスガです。

 
本日午前3時8分頃、北海道で 大きな地震がありました。
 
 
北海道全域が一時停電しているそうです。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018090600657&g=eco
 
 
日本は自然災害が多い国ですが、
毎回災害が起こる度にいつも考えます。


「自分が住む東京で大きな地震があったらどうしよう」と、
不安になると同時に、
 「自分に出来る最も効果的な支援は何だろうか?」
  と、考えることも多くなりました。
 
   
災害が多い日本だからこそ、
有効な支援方法の正しい知識を
身につける必要があるのではと感じます。
 
 
支援している側は良い事をしていると
思っていても被災している方にとっては
大きな迷惑になってしまう事もあるのです。
 
 
私自身、2011年の東日本大震災発生後、
約2ヶ月間被災地に滞在したことがあります。


被災地では、まず最初に「食品」が大量に届くようになります。
特に当時は厳しい寒さが続いていたので、
身体を温められてかつ栄養補給出来るアイテムが必須となります。


しかし、
物資の多くに賞味期限切れのものがあり、
賞味期限が切れていないかどうかの確認作業で時間がかかります。
そして、食べられないと判断されたものはゴミになります。


送る側も「食品」だからといって、
送るだけ送って、
肝心なポイントを見逃してしまっています。



これは衣服にも同じことが言えます。


「うちには着なくなった古着が大量にあるから、被災地に送ろう」と、
被災地に届いたダンボールを開けると、
季節に見合わない服が入っていたり、
何年も手付かずであった為、
かなりの虫食いが進み、使い物にならなかったり・・・。


現場に物資を送る際は、
しっかりと吟味が必要になります。

 
自身では「善意」をあらわしているのに
現場では 「迷惑」になる可能性もあるのです。


過去のデータを元
物資の量や派遣すべき人員について、
AIが判断し、物資支援の注意事項とあわせてメディアに流す・・
それに触れた視聴者は、より効率よく判断をし、
支援出来るでしょう。


しかし、現状ヒトの判断に委ねられています。
 

私自身もボランティアのプロではないので、
物資の吟味には自信がありません。


そんな中で最も効率的に
災害地を支援出来る方法・・・
 

「募金」です。
   
 
私はYahooのネット募金を活用しています。
 
     
平成30年9月北海道地震緊急災害支援募金(Yahoo!基金
https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630037/wallet/
 
 
キャッシュレスで簡単に募金が出来る仕組みは素晴らしいです。


オンラインショッピングが当たり前になった時代であるのと
同時に、募金もオンラインで出来るのです。


「ネット上でお金を送る?そんなんじゃキモチは伝えられん、実際に現場に行け」
とする考えもあるかもしれません。


しかし、
「現地で足手まといになり、本当に役に立てるのであろうか・・・
と不確かな中で現地へ赴くより、
自身に見合った確実で効率の良い方法で支援する方が
賢明かつ本当の思いやりだと感じています。


みなさんは、どう考えられますか。